「おのぼり物語」という映画をレンタルして観ました。
(おのぼり=田舎から出てきた人)
全国でも5か所。都内でも1か所でしか上映されていなかった作品ですが、
これが、むちゃくちゃ良い映画でした。
キャッチフレーズの、
"すべてのおのぼりさんに捧げる"
の通り、地方出身者には是非観て欲しい映画です。
もちろん、そうでない人も観てほしい作品です。
物語に、興味がある人は↓のPVでなんとなく掴んでください。笑
この映画に出てくる、友人の30歳で成功していない女性のカメラマンの切羽詰まった感じなんかは観てて非常に泣けてきます。
ただ、こういった人なんてリアルにはざらにいる。
業界での成功者なんて一握りなんだという現実がそこにはあります。
それがまた思う所がたくさんあり泣けてくる。
細かなネタ満載な脚本に演出もよく練られてます。
宣伝が派手で、誰しもが知っているような俳優がやっているわけではないですが、
邦画の良さが詰まった作品です。
しかも、これが長編映画初監督というのだから驚きです。
年に数本しか映画を見ない人の方が多いとは思うけど、その数本にはこういう作品も観てほしいなぁと思います。
地方出身者だからこそ共感できる部分も多いけど、もともと都会出身の人たちの感想はもっと違うものになるんだろうか…。
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